今回のマネックス債の年利は「0.36%」(税引前)に決定!
式:0.01% + 0.05% × (13日 - 6日) + 0.20% × 0日 = 0.36%(税引前)
今年の熊谷の8/1~31の猛暑日は13日間あり、過去10年間の平均11日(11.1日)を上回ったので良い結果だったと思います。
今年の夏は、暑い日でも、金利アップの可能性があったので、楽しく乗り越えることができました。来年もこんな企画があったら参加したいと思います。
2019/7/19よりマネックスから、マネックスグループ会社の社債、マネックス債の販売が開始されます。期間は1年間で、年利「最低 年0.01%~最高 年7.46%」です。
なぜ、こんなに幅があるかというと、埼玉の熊谷市の猛暑日により、利率が変動するんです。ちょっと面白いですよね。
この気温連動型の社債は、2017年にもやっていて、その時とは利率条件は少し違うんですが(2017年は東京の真夏日だったかな)、年利「0.7」%でした。
今回は、条件が少し細かいので見ていきましょう。
以下、マネックス債の概要です。
社債概要
- 商品名:マネックスグループ株式会社保証付マネックスファイナンス株式会社
2020年7月31日満期 気温参照型クーポン付 円建社債
(愛称:個人向けマネックス債 2019年 夏祭り) - 発行体:マネックスファイナンス株式会社
- 期間:1年
- 格付:BBB(日本格付研究所)、BBB(JCR)
- 年利率(税引前):0.01% + 0.05% × 猛暑お見舞い数 + 0.20%×40℃以上日数
観測期間: 2019年8月1日から2019年8月31日まで
観測地点: 気象庁が公表する「埼玉県 熊谷」
猛暑お見舞い数: 気象庁が公表する最高気温が摂氏35度以上の日数 - 6日(ただしゼロ以上)
40℃以上日数: 気象庁が公表する最高気温が摂氏40度以上の日数 - 発行日:2019年7月30日
- 利払日:年1回(7月31日)
- 償還日:2020年7月31日
- 申込単位:1万円単位
- 申込期間:2019年7月19日(金)~ 2019年7月30日(火)14時
申し込みできるのはマネックス証券のみ!
この債券はマネックス証券でしか購入することができません。マネックス債は不定期で販売し、募集期間も短いので、発売を知ってから、マネックス証券の口座を開設したのでは間に合いません。マネックス債を購入したい場合は、あらかじめ、マネックス証券の口座を開設しておくと良いでしょう。
利率の決定方法(税引前)
ちょっと条件が複雑です。
最低年利:0.01%
さらに、観測地点の「埼玉県 熊谷」における2019年8月の猛暑日(最高気温が35℃以上の日)の数により利率が上昇します。
- 2019年8月の【猛暑日から6日を引いた日数分】0.05%(税引前)年利率が上昇
- 【40℃以上の日があった場合はその日数分】0.20%(税引前)年利率が上昇
過去の気象データは?
40℃以上は、年利「0.20%」上昇はすごいんだけど、過去10年間の熊谷8月平均は「0日」と残念な結果です。
猛暑日については、過去10年間の平均は約11日(11.1日)でした。
過去10年間の平均で年利を計算した場合、
0.01% + 0.05% × (11日-6日) + 0.20% × 0日 = 0.26%(税引前)
になります。
例年の平均から考えた年利「0.26%」のマネックス債と思うと、例年に比べて、低い金利なので、どうしようかなと思ったのですが、、、また、首都圏の現在の気温が、例年に比べて低いと感じています。ただ、タイトル通り「夏祭り」気分を味わいたいと思うので、少しばかり、申し込みました!
夏の暑い日が続くと、気持ちもへこみますが、利率が上がると思えばポジティブになれますので、猛暑を乗り切るにはこういった楽しみも良いのではないでしょうか。