しゃぼんだまんま

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おそれていたことが…3メガバンクが口座維持手数料を検討、私たち一般の個人もマイナス金利?

年末にとんでもない記事が、、、3メガバンクが預金者から、口座の維持にかかる費用を手数料として預金者から徴収できるか検討を始めたことが30日に分かったそうです(Yahooニュース産経新聞より)。3メガバンクとは、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行みずほ銀行のこと。

たしか、一昨年の1月の終わりでしょうか。私も金融株を保有し、年始からどんどん株価が下がり、なんかおかしい、個人には伝わらない情報が何かあると思ったら、1月末に日銀が銀行に対し、マイナス金利を適用すると発表。もうその時には金融株はだだ下がり。私は打つ手がなかった。(まあ、そのあと、半値くらいになった時に、ナンピン買い、その後の上昇で結局プラスになったので良い思いだったのですが。)

その時、日銀はあくまで銀行にマイナス金利であって、一般には関係ないと、でも、約2年が経とうという時に3メガバンクが「口座維持手数料」という名目で検討ということに。これは紛れもなく個人も「マイナス金利」じゃん!

 以下、yahooニュースを引用します。

三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行みずほ銀行の3メガバンクが、銀行口座の維持にかかる費用を手数料として預金者から徴収できるか検討を始めたことが30日、分かった。日銀のマイナス金利政策で銀行が利益を出しにくくなったことが最大の要因で、本格導入は国内銀行で初めて。平成30年度中にも結論を出す。

 3メガは保有する株式や国債の価格が高止まりしていることもあり、30年3月期の収益は高水準とみられるが、日銀の大規模金融緩和で「金余り」が続き、企業向け貸し出しは伸び悩んでいる。さらに、28年のマイナス金利政策の導入で金利が低く抑えられ、銀行の利ざや(貸出金利と預金金利の差)は縮小を余儀なくされている。

(省略)

このため、3メガは企業向け、個人向けの預金口座について口座維持手数料の徴収が可能か慎重に検討。個人向けは年間数百~数千円が軸とみられる。

 これによると、やはり、「日銀のマイナス金利政策で銀行が利益を出しににくくなった」こと、「30年度中には結論を出す」とのこと。どうなるのか注視したいですね。

だけど、すでに、マイナス金利政策で個人にも影響はでてますよね。社債や、定期預金の金利がとても少なくなりました。少なくなった中、ちょっとでも高いところと、私は、社債やキャンペーン中の定期預金を活用しています。

昨年(2017年)購入した社債

昨年購入したマネックス債は年利0.7%、SBI債は年利0.5%、ソフトバンク債は年利2.03%です。一般的な定期預金と比べたら全然いいですよね。だけど社債は倒産したら紙屑になるリスクがあるので、それを考慮する必要があります。マネックス債やSBI債はけっこう預け期間が1~2年くらいが多いので倒産リスクは少ないかなと思います。

直近(2017年の冬)購入した定期預金

じぶん銀行のキャンペーン定期預金は年利は年利0.2%、イオン銀行のこども預金は預け期間1か月間だけだけど年利1%。じぶん銀行は夏や冬にボーナスに合わせて、通常の定期預金より年利の高いキャンペーンをよく行うのでいつも狙っています。

イオン銀行のこども預金は、ゴールデンウィークや、夏休み、冬休みに合わせてキャンペーンをすることが多いのです。こちらは申込期間が2週間程度と期間が短いことが多いので、この時期になると、こまめにチェックしてます。

話は少し逸れてしまいましたが、マイナス金利政策で住宅ローンなど借りる方は良くなったと思うけど、預ける方は厳しい現状となっています。そこに輪をかけて、「口座維持手数料」という名の、「個人もマイナス金利」検討のバッドニュース。

メガバンクが「口座維持手数料」を導入したら、他の銀行も追随するのかな。そうなったら、いよいよタンス預金か。 だけど、クレジットの引き落としとか、給料の振り込みとか銀行は必要なんですよね。ほんと導入されたら困りますよね。

アメリカは毎年利上げし、近年、世界的には金利を上げていこうという雰囲気の中、日銀は、マイナス金利という真反対の政策をとっています。

ただ、マイナス金利政策を導入した日銀の黒田総裁は4月8日で任期満了を迎えるので、その後の政策変更に期待ですかね。後任がどのような政策をとるか期待です。