昨年の今頃は株式市場が大荒れの状態で、年末のIPOは散々だった気がします。
今年は今のところ、日経平均株価も高値になってきて好調ですね。通常は、年末は上がる傾向にあるので、年末は安心感がありますが、昨年みたいなことがなきにしもあらずですから、用心にこしたことはないですね。
さて、来年に向け、今年の幹事・主幹事が多い証券会社の集計結果の発表です。
2019年最も多く主幹事になった証券会社
「主幹事」が多かった証券会社の順位です。
※数の数え間違いがあるかもしれません。参考程度にご覧ください。
- 1位:SMBC日興証券(22件)
- 2位:大和証券(21件)
- 3位:野村證券(16件)
- 4位:みずほ証券(13件)
- 5位:SBI証券(8件)
- 6位:三菱UFJモルガン・スタンレー証券(5件)
- 7位:東海東京証券(3件)
- (以下省略)
2019年最も多く主幹事・幹事になった証券会社
「主幹事と幹事」の合計値での順位です。
※数の数え間違いがあるかもしれません。参考程度にご覧ください。
- 1位:SBI証券(83件)
- 2位:SMBC日興証券(64件)
- 3位:みずほ証券(56件)
- 4位:大和証券(46件)
- 5位:マネックス証券(43件)
- 6位:エース証券(41件)
- 7位:野村證券(37件)
- 8位:岩井コスモ証券(35件)
- 9位:岡三証券、いちよし証券(32件)
- 11位:三菱UFJモルガン・スタンレー証券(28件)
- (以下省略)
「主幹事」1位はSMBC日興証券
今年の1位はSMBC日興証券でした。SMBC日興証券といえば、今年からステージ制を導入しましたね。新規口座開設や、資産残高に応じてステージが決まり、IPOの優遇が受けられるステージ別抽選が導入されました。これにより、貧乏投資家(私)はますます当選しにくくなりました(泣)。また、IPO申込時に資金が拘束されたり、当選後のキャンセルペナルティ(1か月間IPOに参加できない)などもありますが、私の中では、一番当選している証券会社はSMBC日興証券、好印象です。
キャンセルペナルティのある会社なので、微妙系のIPOや、リートも取り扱うことが多いので、リートに当選することが多いです。くじ運の無い人でも、比較的、当たりやすい(私)。
昨年に引き続き「主幹事・幹事」の1位はSBI証券、大健闘です
昨年に続いて、今年も「主幹事と幹事」の合計数は、SBI証券が1位でしたね。今年は主幹事も多く、IPOチャレンジポイントを使うタイミングが多くありました。SBI証券は抽選比例方式で、申込み株数に比例して抽選なので、資金が沢山ある人に有利です。逆に少ない資金では当選確率が下がります。ただ資金の少ない人にも当選するチャンスはあります。
それが、IPOに落選すると必ずもらえる「IPOチャレンジポイント」です。落選するたびにポイントを貯めて、いざというIPOの時にこのポイントを使って申し込めば、ポイントの多い順に当選することができるのです。最近はポイントインフレ気味なのか、毎回ポイントボーダーが上がっています。それでも資金力がなく、くじ運が悪い私にとっては、ポイントをコツコツ貯めることで当選できるのでありがたいシステムです。
実際にはどの証券会社が当選したの?
今年、当選した証券会社は
- 「三菱UFJモルガン・スタンレー証券、カブドットコム証券」から、日本国土開発(1887)
- 「みずほ証券」から、Chatwork[チャットワーク](4448)
- 「SMBC日興証券、大和証券」から、SOSiLA物流リート投資法人(2979)
- 「三菱UFJモルガン・スタンレー証券、auカブコム証券」から、フリー(4478)
- 「SBI証券」から、BuySell Technologies[バイセルテクノロジーズ](7685)
の5社でした。
チャットワークは公募割れで散々でしたが、後は初値プラスだったので、良い結果だったと思います。
昨年はソフトバンクを始め、ボロボロな結果でしたので、見事復活、継続は力なりです。
来年も、これに弾みをつけていけたらと思います。