明日、発売予定のソフトバンクグループ株式会社第48回無担保社債(社債間限定同順位特約付)がなんと年率「2.13%」に決まりました。銀行の定期預金と比べると、天と地の差です。株の配当利回りが平均1.5%と言われていますので、株と比べても利回りが良いです。定期預金のような預金保護制度はないけれど、株のように元本割れするおそれの確率も少ないです。この社債、とても魅力的なのでご紹介します。
社債概要
- 商品名: ソフトバンクグループ株式会社第48回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
- 年利率:2.13%(税引前)
- 申込単位:100万円以上100万円単位
- 申込期間:2015年11/27(金)12:00~2015/12/9(水)14:00(SBI証券の日程)
- 利払日:毎年6/10、12/10
- 払込期日:2015年12月10日
- 償還日:2022年12月9日(期間:7年後)
- 格付:A-(JCR)
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社債間限定同順位特約付とは?
そもそも、「社債間限定同順位特約付」とはなんだろう?という疑問がありましたので、調べてみたところ、大和証券さんが一番わかりやすかったです。以下、引用です。
社債間限定同順位特約とは、同じ発行体が発行した複数の無担保社債間において、利金や償還金の受取りに有利不利が生じないようにする(受取る権利を保護する)為に付与される特約です。
もともと無担保社債には、利金や償還金を支払う為の担保は設定されていません。
ですので、例えば、ある無担保社債を購入した後に、同じ発行体が有担保社債を発行すると、当該無担保社債保有者の債権者としての立場は、有担保社債保有者よりも劣ることになります。
そうした事態が起こらないよう、他の社債に担保を自由に設定しないとあらかじめ定めたもの、あるいは担保を設定する場合には当該社債にも同等の担保を設定することを定めたものが同特約になります。
つまり、付いてる方が良いということですね。
最後に私の思うメリット、デメリットはこんなところでしょうか。
メリット
- 高利回り「2.13%」。株の平均配当利回り「1.5%」と比べても高利回り。
- 株と違い元本割れの確率が少ない。社債なので、債務不履行になった場合、額面や利払いは保証されませんが、ソフトバンクがつぶれることは少ないと思います。
デメリット
- 定期預金のような預金保護制度がない。ソフトバンクがつぶれたらおしまい。
- 単位が大きい(100万円単位)。小額ではできない。
- 期間が長い(7年)。7年後ということは「オリンピック」を跨いでいます。オリンピック後、日本の経済がころっと変わるかもしれないので、少し、リスクがありますよね。オリンピック前までの償還ならばいいのにと思います。
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